叙勲・褒章額

叙勲・褒章額について

叙勲・褒章額の手引き

額を勲記、または章記が届く前に準備される方が多くいらっしゃいますが、品質や室内の調和を考えてお求めになってください。子々孫々受け継がれていくものですから丈夫で品質の良い額をお選び頂きたいものです。粗悪品もございますので十分お気をつけてください。

額の材質特性

紫檀材

額の材質特性

紫檀は、「木頭之王」(木材の王)と称され、「唐木(からき)」の中でも最高級の銘木として知られています。成長が遅く、百年以上の歳月を経て初めて成木となります。さらに原料として使用できるのは、そのうち10数%程度しかありません。また、製品として使用できる原料になるまで乾燥に2~3年かかります。バラの花に似た芳しい香りを漂わせるのも特長の一つです。


木曽檜材

額の材質特性

日本の代表的な木材として知られる檜材は、耐久性があることから伊勢神宮をはじめとして、多くの神社・仏閣で使用されています。時間経過と共に強度を増す特性を持っています。


チーク材

額の材質特性

チーク材は、硬く耐久性・防水・防虫性に優れており、やや油じみた感触があって肌触りがとてもよく、素材からチークの高級感が伝わってきます。また、乾燥後の寸法安定性に優れ、狂わず、比重のわりに加工性がよく、強度があり、これらの優れた特性に加え、気品のある重厚な色調をもつので、最高級材の一つとして定評があります。


桜材

額の材質特性

木質はやや重硬で強靱。木理はほぼ通直で、木肌は緻密。加工性・着色性ともに優れ、磨くと光沢がでるのが特性です。乾燥によるねじれも少なく、木肌は目が細かいです。また、材質は硬く、白太、赤身の部分があります。


額の構造の違い

かんざし止め枠

叙勲額・褒章額 厳選された材料を天然乾燥させ、製作していますので狂いが生じません。四辺接合後千切り板3枚で止めています。千切り加工が多いほど堅牢に仕上がります。 叙勲額・褒章額 四辺接合後千切り板2枚で止めています。千切りが2枚のため強度に不安があります。

塗装

叙勲額・褒章額 下塗り、上塗りともウレタン塗料を使っており、皮膜が強く傷が付きにくい上、紫外線にも強く変色が起こりにくいです。ラッカー塗装では皮膜も弱く数年で色あせも起こってきます。 叙勲額・褒章額 枠は裁断して組んだ後に、磨きのペーパーもかけておらず、直接塗装を吹きつけているようで、仕上がり後、表面に段差・ザラつきが生じています。

勲章飾り部分

叙勲額・褒章額 植毛したスポンジの上に70mmのダイキャスト菊紋を取り付けています。植毛のスポンジは勲章の厚みを均等に吸収するため綺麗に納められます。スポンジに布を貼った物を使用すると布にシワが寄った状態になります。 叙勲額・褒章額 勲章取り付け部分は引っかけ用の金具とマジックテープを利用して取り付けるようになっています。また、飾られた勲章が固定せずぶら下がる為マジックテープを利用し留めます。

マット①

叙勲額・褒章額 マットを固定させるサンには主に桧材を使用しています。特性は柔らかく光沢があり緻密で少々の弾力性があり、割れや欠けに強く狂いも少ない素材です。裏面にも仕上げ紙を貼ってある為、見た目も綺麗です。 叙勲額・褒章額 マットを固定させるサンには虫が発生しやすいジェルトン材を使用。また、押さえに剥 き出しのベニヤを使用しています。

マット②

叙勲額・褒章額 サン外枠を桧材で四辺に接合しております。また、その内側にも桧材を別に井桁状に組み、交差する木材部分に切り込みを設けて組み立てている為に歪みが生じることはありません。 叙勲額・褒章額 5.5mmのベニヤを2.5mmのベニヤで挟んだ作りになっていますので見た目より、かなり重たい仕上がりになっています。

裏板

叙勲額・褒章額 表は、グリーン色の和紙を貼り、裏面も白紙を貼っている為、見た目が綺麗です。Aランクのベニヤ板を使用している為、歪みがほとんどありません。
叙勲額・褒章額 片方だけグリーンの紙貼りをしていますが、裏は剥き出しになっています。Bランクのベニヤ板を使用している為、歪みが激しいです。
叙勲額・褒章額 叙勲額・褒章額

豊富な緞子(どんす)

お部屋の調和にあわせてお選びいただけます。額受けは緞子と同柄です。

宇多野緞子(うたのどんす)

古くから中国で富の象徴とされる「牡丹」の花をめでたい吉祥であらわし、唐草と紗綾形を添えた紋様。縦に白茶色、横に紺色と茶色の「正絹」を使って織り上げた華やかで味わい深い緞子です。


叙勲額・褒章額

源氏緞子(げんじどんす)

天然素材の中で色合い、風合い共に最も出来の良い正絹を使用しており、三色の糸を用いふっくらとした存在感のある二丁織りに仕上げ、雅の中に気品を兼ね備えた緞子です。


叙勲額・褒章額

夷川緞子(えびすがわどんす)

八弁の「菊」と五弁の「桔梗」の小花に、二重蔓(ふたえづる)の唐草をあしらった柄は、地味ながら味わい深い紋様です。京都・夷川の地名に由来する緞子として、古くから愛されています。

叙勲額・褒章額

水雲緞子(みずくもどんす)

「雲水」とも呼ばれ、水や雲の流れの如く、ゆったりとのびやかなイメージを表現した紋様です。若竹のような鮮やかな緑の縦糸と、金茶の横糸が織りなす気品に満ちた緞子として定評があります。

叙勲額・褒章額

徳光緞子(とくみつどんす)

明治時代から続く織物の産地・福井市徳光町で生まれた緞子。「薔薇」の花をモチーフに、艶やかな金茶の縦糸と深い緑の横糸で織り上げています。柔らかな手触りと輝きは高級感に溢れています。

叙勲額・褒章額

聚楽緞子(じゅらくどんす)

「唐花」に紗綾形をあしらった紋様は、華やかさと美しさを兼ね備えています。紺の縦糸と金茶の横糸で丁寧に織り上げた生地は、まるで玉虫のような輝きを放ち、気品と高級感に溢れています。

叙勲額・褒章額

桂川緞子(かつらがわどんす)

小ぶりな「牡丹」の花を唐草風にあしらった上品な柄が特徴です。金茶の糸を存分に使い、柔らかな手触り感が周りを一層引き立ててくれます。豪華さと気品を兼ね備えた緞子として定評があります。

叙勲額・褒章額